2016年、圧電コンサルタント企業として創業、同年イヤホンブランド「intime」を立ち上げた。2019年には、イヤホン・ヘッドホン販売専業の大手である「イーイヤホン」で年間販売台数1位を獲得。その後NHKを始め多くのメディアで取り上げられ、群馬イノベーションアワードでは大賞を受賞した。2020年、プロ志向の新ブランド「Maestraudio」を立ち上げ、eスポーツチームや多くのゲーム機器とのコラボレーションイヤホンを開発販売している。
新たな事業分野へ進出のため、新商品を企画検討。新商品の企画が決まり、開発製造を検討する段階で、自社内のマンパワーではどうしても越えられない技術課題が発生。たまたま、群馬イノベーションアワードにおいて群馬県産業支援機構のコーディネーターが渡部社長から相談を受け、プロフェッショナル人材事業における「副業・兼業人材の活用」というスキームを紹介した。
新商品の設計開発に当たり、社内で回路設計の最適解を見出せずにいた。発売を想定していた時期までには時間的な制約もあり、深い知見を持った外部人材の力を借りる必要があった。
副業として契約をした人材は、株式会社デンソーのエレクトロニクス技術部で自動車制御技術を担う28歳のエンジニア。
高い専門性は当然のことながら、居住地である愛知県から群馬県まで自ら出向く積極性、また当社のエンジニアと年齢も近く刺激にもなるとの思いもあった。
副業人材の支援を受け、回路設計の最終版が完成し、製品化に向けた開発工程が大きく前進、商品化の目処が立った。
更に専門人材からの最新の設計手法や思考プロセスを直接吸収することで、社内のアナログ技術全体が底上げされた。特に若手エンジニアにとっては、理論に留まらない実践的アプローチを体得する貴重な機会となり、技術向上と主体的な学習姿勢を育む効果があった。実務成果と人材育成が同時に実現し、非常に有益な効果が得られた。
プロ人材拠点より「副業・兼業人材の活用」の話を聞いたときは、そんな都合の良い話があるのかと半信半疑だった。特に当社のような技術開発が中心の企業にとって外部人材の活用は難しいものと考えていた。しかし人材紹介会社で募集をかけてみると想定以上の応募があり、更に面接すると各人想定以上のスキルとモチベーションを持っていて、当初1名契約の予定が別部門での活用も有効と考え直し2名と契約した。
活用内容にも記載したが、副業人材によって新製品開発の目処が立った事に留まらず、若手エンジニアを中心に人材育成にも影響を与えてくれた事は大きな成果であり、経営者は一人で悩まずに多くの方から知恵を借りることがポイントであるとこの事業を通じて実感した。
代表取締役社長 渡部 嘉之
| 住所 | 群馬県高崎市八千代町2-2-5 ルミネミワⅠ202 |
|---|---|
| 事業内容 | イヤホン開発製造業 |
| 従業員数 | 11名 |
| 代表者 | 代表取締役社長 渡部 嘉之 |
| URL | https://o2aid.com/ |