セレナ（Ｃ２７）のホーン交換

下記車両で取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は以下の通りです。

【ホーン取り付けを行なった車両情報】

• グレード　：　ハイウェイスターＧ
• 年　　式　：　２０１６年８月
• 型　　式　：　ＤＡＡ－ＧＦＣ２７
• 備　　考　：　フォグランプ、フロントコーナーセンサー、プロパイロット装備。アラウンドビューカメラ非搭載。

【事前準備】
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両（ボディー）のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所（ライトやフェンダー等）へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。

【クリップ、フックの外し方】
クリップおよびフックの取り外し方を下記に説明します。

■クリップＡ■
【外し方】
画像のように中央部を押し込み、クリップ全体を手で引き抜きます。

【取り付け方】
取り外す際に押し込んだ中央部を引き上げ、クリップを車両側の穴へ挿し込み、クリップ中央部をクリップ面と同じ高さまで指で押し込み固定します。

■クリップＢ、Ｃ、Ｄ■
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。

【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。

■クリップＥ■
【外し方】
①：『クリップＥ外し方イメージ図①』のようにサービス穴にマイナスドライバーを挿し込み、４５度回転させロックを外しグリルを外します。
②：『クリップＥ外し方イメージ図②』のようにクリップ上下のツメ部を指でつまみ、クリップを引き出し車両側からクリップを外します。

【取り付け方】
『クリップＥ取り付け方イメージ図』のようにクリップの四角部をグリル側のクリップ穴へ挿し込み、４５度回転させ取り付けます。
※クリップをグリル側へ装着することで、車両にグリルを再装着することが出来ます。

■クリップＦ■
【外し方】
引っ張ることで外すことが出来ます。

【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。

■フックＩ■
【外し方】
引っ張ることで外すことが出来ます。

【取り付け方】
フック穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。

■フックＪ■
【外し方】
『フックＪ外し方イメージ図』のようにパンパーを引き出します。

【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで嵌合出来ます。

≪注意≫
※クリップやフック嵌合部を力まかせに引っ張ると、クリップやフック、グリル、バンパー等を破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。

以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、アラウンドビューカメラ搭載車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。

①：ボンネットを開け、クリップＡ（１箇所）とクリップＢ（１箇所）、クリップＣ（３箇所）を外します。

②：クリップＥ（２箇所）を外します。

③：クリップＦ（４箇所）とフックI（６箇所）を外すと、グリルが外れます。
グリルは、安全な場所へ移動させます。

④：ヘッドライト下のクリップＣ（２箇所）とバンパー下面のトルクスネジＧ（６箇所）、クリップＤ（４箇所）を外します。

⑤：タイヤハウス内のネジＨ（左右各１箇所）を外します。

⑥：バンパー両端部のフックＪ（左右各４箇所）を①～④の順番で外すと、バンパーが外れます。このとき、バンパー裏にフォグランプやフロントコーナーセンサー等の部品が固定されていますので、配線などを損傷させないよう注意してください。

⑦：バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されている部品のコネクターを外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。

≪注意≫
※クリップやフック嵌合部を力まかせに引っ張ると、クリップやフック、グリル、バンパー等を破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。

純正ホーンを外します。

バンパーを外すと、画像の位置に純正ホーンが１個あります。これを外します。

※純正ホーンの端子数は２つでした。（２端子ホーン）
≪注意≫
※純正ホーンの端子は＋/－の極性があります。純正ホーンへ戻す際は、間違えないように注意してください。

次の手順へ
アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン、超音７００ＨＺの場合　→　 ５
アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合　→　 ６

以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※ＳＺ－１１３８（取付Ｌ形ステーセット）とＳＺ－１１３９（取付スペーサーセット）を各１セット使用します。

【アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン、超音７００ＨＺの場合】

新設ホーンは、運転席側のヘッドライト下と純正ホーンの位置へ取り付けます。

※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。

１）運転席側ヘッドライト下へＨｉホーン取り付け
 ※プラウドホーンの場合は、Ｌｏホーンを取り付けます。

①：ヘッドライト下にあるネジ穴付きサービスホールへＬ形ステー（ＳＺ－１１３８）をＭ６ネジ（別途準備）で画像のように固定します。

②：固定したＬ形ステー（ＳＺ－１１３８）にＭ８ボルト・ナット（Ｌ形ステーセット同梱）でホーンを固定します。

２）純正ホーンの位置へＬｏホーン取り付け
 ※プラウドホーンの場合は、Ｈｉホーンを取り付けます。

③：純正ホーンの位置へスペーサー（ＳＺ－１１３９）を画像のように１枚使用し、Ｍ８ボルト（取付スペーサーセット同梱）でホーンを固定します。

次の手順へ
アルファーⅡコンパクト、プラウドホーンの場合　→　 ７

超音７００ＨＺの場合　→　 ８

以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※ＳＺ－１１３８（取付Ｌ形ステーセット）とＳＺ－１１３９（取付スペーサーセット）を各１セット使用します。

【アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合】

新設ホーンは、運転席側のヘッドライト下と純正ホーンの位置へ取り付けます。

※画像は「アルファーⅡ」の取り付け例です。

１）運転席側ヘッドライト下へＨｉホーン取り付け

①：ヘッドライト下にあるネジ穴付きサービスホールへＬ形ステー（ＳＺ－１１３８）をＭ６ネジ（別途準備）で画像のように固定します。

②：固定したＬ形ステー（ＳＺ－１１３８）にＭ８ボルト・ナット（Ｌ形ステーセット同梱）でホーンを固定します。

２）純正ホーンの位置へＬｏホーン取り付け

③：純正ホーンの位置へスペーサー（ＳＺ－１１３９）を画像のように１枚使用し、Ｍ８ボルト（取付スペーサーセット同梱）でホーンを固定します。

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ホーン配線　→　 ７

新設ホーンの配線を行ないます。

【アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレットの場合】

ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ＳＺ－１１３３（ホーンハーネスセット）を使用した際の配線方法を記載します。
※ＳＺ－１１３３（ホーンハーネスセット）とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。

【ホーンリレーを使用する理由】
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが２つになるので、単純に電流容量も２倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。

１）配線方法１
ＳＺ－１１３３（ホーンハーネスセット）を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。（市販ステー・ボルト・ナット別途準備）ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。

２）配線方法２（純正ホーン配線を傷付けない方法）
ＳＺ－１１３３（ホーンハーネスセット）とＳＺ－１１５３（純正変換コード３）を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。（市販ステー・ボルト・ナット別途準備）ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。

※ＳＺ－１１５３（純正変換コード３）は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。

※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。

≪注意≫
※純正ホーンの端子は＋/－の極性があります。純正ホーンへ戻す際は、間違えないように注意してください。

次の手順へ
完成　→　 ９

新設ホーンの配線を行ないます。

【超音７００ＨＺの場合】

ホーンの配線は、超音７００ＨＺ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。

１）配線方法１
超音７００ＨＺ同梱のハーネスを使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。

２）配線方法２（純正ホーン配線を傷付けない方法）
超音７００ＨＺ同梱のハーネスとＳＺ－１１５３（純正変換コード３）を使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。

※ＳＺ－１１５３（純正変換コード３）は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。

※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。

≪注意≫
※純正ホーンの端子は＋/－の極性があります。純正ホーンへ戻す際は、間違えないように注意してください。

次の手順へ
完成　→　 ９

バンパーとグリルを戻して完成です。