ハスラー(MR31S)のホーン交換
スズキ ハスラー(MR31S)のホーン交換をご紹介します。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料はお取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴うお車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
ホーン取り付けステー | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト | SZ-1138(取付L形ステーセット) | SZ-1133(ホーンハーネスセット) |
スリムスパイラル | または | |
プラウドホーン | SZ-1133(ホーンハーネスセット) | |
アルファーⅡ | + | |
エアロスパイラルⅡ | SZ-1151(純正変換コード1) | |
エアバレット |
1.取り付けを行なった車両
【ホーン取り付けを行なった車両情報】
- グレード : G
- 年 式 : 2014年3月
- 型 式 : DBA-MR31S
- 備 考 : フォグランプ未装着
2.事前準備、クリップ、フック、ネジの形状とクリップ、フックの外し方
【事前準備】
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
【クリップ、フックの外し方】
クリップおよびフックの取り外し方を下記に説明します。
■クリップAまたはBの外し方■
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
■フックEの外し方■
バンパーは、車両側のフック5箇所で固定されています。タイヤハウス側から順番(①~⑤)に【フックE外し方イメージ図】のようにフックDを開き、バンパー側フックを引き出します。
■クリップCの外し方■
車両側の穴に挿し込まれ、固定されています。引っ張ることで外すことが出来ます。
≪注意≫
※フック嵌合部を力まかせに開いたり、引っ張ったりすると、フックやバンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
①:ボンネットを開け、クリップA(4箇所)とネジD(2箇所)を外します。
②:タイヤハウス内のクリップB(左右各2箇所)を外し、バンパー両端部のフックE(左右各5箇所)を①~⑤の順番で外します。
③:ナンバープレートを外し、ナンバープレート裏とバンパー下面にあるクリップA(計3箇所)を外し、クリップC(2箇所)を外すと同時にバンパーが外れます。このとき、バンパー裏に外気温センサーなどの部品が固定されていますので、配線などを損傷させないよう注意してください。
④:バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されている部品のコネクターを外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。
≪注意≫
※フック嵌合部を力まかせに開いたり、引っ張ったりすると、フックやバンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
4.取り外し2
純正ホーンを外します。
バンパーを外すと、画像の位置に純正ホーンが1個あります。これを外します。
※純正ホーンの端子数は1つでした。(1端子ホーン)
次の手順へ
アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレット → 5
5.ホーン取り付け
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※SZ-1138(取付L形ステーセット)を1セット使用します。
【アルファーⅡコンパクト、スリムスパイラル、プラウドホーン、アルファーⅡ、エアロスパイラルⅡ、エアバレット】
新設ホーンは、運転席側のヘッドライト下と助手席側のヘッドライト下へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡ」の取り付け例です。
1)運転席側ヘッドライト下へLoホーン取り付け
①:ヘッドライト下にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をM8ボルト・ナット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
②:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・ナット(別途準備)でホーンを固定します。
※プラウドホーンの場合は、Hiホーンを取り付けます。
2)助手席側ヘッドライト下へHiホーン取り付け
③:ヘッドライト下にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をM8ボルト・ナット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
④:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・ナット(別途準備)でホーンを固定します。
※プラウドホーンの場合は、Loホーンを取り付けます。
次の手順へ
ホーン配線 → 6
6.配線方法
新設ホーンの配線を行ないます。
ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、SZ-1133(ホーンハーネスセット)を使用した際の配線方法を記載します。
※SZ-1133(ホーンハーネスセット)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
【ホーンリレーを使用する理由】
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
1)配線方法1
SZ-1133(ホーンハーネスセット)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
2)配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
SZ-1133(ホーンハーネスセット)とSZ-1151(純正変換コード1)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・ボルト・ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※SZ-1151(純正変換コード1)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
7.完成
バンパーを戻して完成です。